PR

スタンダール『アルマンス』解説あらすじ

スタンダール
記事内に広告が含まれています。

始めに

 スタンダール『アルマンス』解説あらすじを書いていきます。

背景知識、語りの構造

ロマン主義、演劇的背景(シェイクスピア、モリエール)

 スタンダールはフランスのロマン主義を代表する作家です。作家としては演劇的な背景が強く、シェイクスピアやモリエールからの影響が顕著です。

 本作もシェイクスピア『ハムレット』のように、ダブルバインドの状況に引き裂かれつつ苦悩する主人公のオクターヴを描きます。

オクターヴの性的苦悩

 本作は主人公オクターヴの性的苦悩を描きます。

 どうもオクターヴは事故か何かで性的不能になっていて、アルマンスという名前のヒロインに惹かれつつも、性的不能という自身のコンプレックスのために引き裂かれます。

 最終的には愛する人と肉体的に結ばれないという性的苦悩から、事故を装って自らオクターヴは命を絶ちます。

物語世界

あらすじ

 物語は王政復古期を舞台としています。

 ポリテクニークを卒業したばかりの聡明だが寡黙な若者オクターヴ=ド=マリヴェールは、彼と同じ気持ちを持つアルマンス=ド=ゾヒロフに恋をしている。しかし、オクターヴには重大な秘密が隠されています。

 オクターブは深刻な事故のせいでインポテンツになっているようです。オクターヴは精神的混乱に陥っています。

 やがてオクターヴはアルマンスと結婚します。2人の結婚生活は幸せそうにみえましたが、結婚式の1週間後、オクターブはギリシャへ出発することを決意します。そして航海中にギリシャ沖に到着すると、故意にアヘンとジギタリスの混合物で自ら毒を盛り、事故に見せかけて自殺しました。

参考文献

・鈴木 昭一郎 (著)『スタンダール 』

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました